あって当然なものが無い。
日本では当然あるものが、スコットランドにない。その中の幾つかを今回はご紹介。
1. コンビニ
日本だと溢れるほどあるコンビニ。都市だとほんまに数十歩歩けば別のコンビニがあるほど。そして当然24時間年中無休。
一応、こちらにもコンビニと言われる店はある。が、普通に閉まる。5時頃には閉まるし、週末は閉まるところが殆ど。そして日本のような明るい店内ではなく、まるで昔の駄菓子屋みたいな、薄暗さと雑然さを併せ持つ店が少なくない。そして何故か大体、ミドルアジア系の人が家族経営してる。
会社帰りや飲み会帰りの夜遅くに無駄買いしたり無駄食いする事はない、というか不可能やから健康的っていえば健康的。やんちゃな中学生がたむろすることもない。
でも、時々各社のスイーツが恋しくなる。
2. トイレットペーパーホルダー
これは全ての場所ではないんやけど。
日本だと、デパート、レストラン、公衆トイレ、どんなトイレだろうがトイレットペーパーホルダーがなくて、トイレットペーパーがタンクの上にちょこんと置かれてるだけ、なんてことは、ホルダーがぶっ壊れてない限りない。が、こちらでは珍しくない。なんだったら床に直おき(汗)。
しかもそれが家庭のトイレでも。因みに我が家にも無い。前の家もなくて、しょうがないのでIKEAで安いホルダー買って、自分で取り付けた。今のアパートは壁の素材上、壁に穴あけるしかなく、二の足踏んでる。今は、便器の前の壁にあるヒーターに引っ掛けてる状態。。。そして今の会社のトイレもある所と無い所がある。。。
3. 傘立て
え、英国って雨が多いのに!?って思われるかもしれない。確かに雨は多い。ただ、こっちでは雨が降っても傘をささない人が大半。というか傘を持ってなかったり、持ってても折り畳みの小さい傘だったりする。日本だとパラついただけでもすぐに傘をさすけど、ちょっとやそっとの雨は気にしない。その代わり、多くの人が耐水性のアウトドアジャケットを着ている。雨もフードがあればそれで十分。
その結果、傘立ての需要が低いのでおいてない。傘はビショビショでも店内に持って入る。以前、日本食レストランで働いてた時も、傘立てはなく、雨の日は床がビショビショで何度も滑りそうになった。加えて日本みたいに、誰も持っていかない、という前提がないからでもある気がする。
まだまだ色々、ある物無い物はあるものの、今回はこのへんで。