せっかち関西人ののんびりスコットランド移住生活。

どういう訳かスコットランド人と結婚することになり、30数年の日本生活を捨てて、2015年秋からスコットランドのエディンバラに移住した関西人のどうってことない日常と育児日記(予定)。

謎のクリスマスの定番

さて、みなさん、クリスマスは楽しまれましたか?

我が家は、義両親の家で料理好きの義父が作ったクリスマスディナーを食べ、飲み、プレゼントを開けてダラダラするという恒例の過ごし方。

とはいえ、義両親も旦那も無宗教なので、教会にいったり、テレビで朝から放送される教会でのスピーチ?や聖歌には目もくれず、キリスト教とは全く縁のない私には有り難い。

ディナーも世間がターキー、ターキー、というなか、うちはVenison(鹿肉)のパイづつみ、と世間を無視した義父が熟考したコースを美味しくいただいた。

 

そんな世間の流れをあまり気にしない義両親でも毎年、ツリーやデコレーション以外にクリスマスの定番のものが、食卓に出される。

といっても食べ物ではなく、


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これ。でっかい飴ちゃんのようなもん。こちらではクリスマスが近づくとどこの店でも大量に売っている。

で、何かというとクリスマスクラッカー。これがいくつもテーブルに並んでいて、ディナーの時に隣の人と両端を引っ張り合うと破れて、パンと大きな音を立てつつ中身が飛び出てくる。

クラッカーなのはいいとして、中に入ってるのが私には謎。

中には、ナゾナゾ?ジョーク?が書かれた紙切れ。これをクラッカーを引っ張った人が、他の人に問題をだすという、ナゾナゾとクイズずきの英国人らしいもの。ただナゾナゾとジョークは私の英語力ではピンとこず…残念ながら、楽しいとは言い難い。

そしてもっと謎なのが、中にさらに何か小さいガラクタが入っている。これが本当に文字通り、ガラクタ。幼児が作ったのかと思える薄っぺらい紙でできた王冠、短いメジャー、何も見えないミニ虫眼鏡、どう遊んでいいのかよくわからないパターゴルフゲーム、サイコロ…もう、意味がさっぱりわからないわけで。でもこのクラッカーの儀式が終わらないとディナーが始まらない。

 

謎すぎるクリスマスの定番…。