謎のクリスマスの定番
さて、みなさん、クリスマスは楽しまれましたか?
我が家は、義両親の家で料理好きの義父が作ったクリスマスディナーを食べ、飲み、プレゼントを開けてダラダラするという恒例の過ごし方。
とはいえ、義両親も旦那も無宗教なので、教会にいったり、テレビで朝から放送される教会でのスピーチ?や聖歌には目もくれず、キリスト教とは全く縁のない私には有り難い。
ディナーも世間がターキー、ターキー、というなか、うちはVenison(鹿肉)のパイづつみ、と世間を無視した義父が熟考したコースを美味しくいただいた。
そんな世間の流れをあまり気にしない義両親でも毎年、ツリーやデコレーション以外にクリスマスの定番のものが、食卓に出される。
といっても食べ物ではなく、
これ。でっかい飴ちゃんのようなもん。こちらではクリスマスが近づくとどこの店でも大量に売っている。
で、何かというとクリスマスクラッカー。これがいくつもテーブルに並んでいて、ディナーの時に隣の人と両端を引っ張り合うと破れて、パンと大きな音を立てつつ中身が飛び出てくる。
クラッカーなのはいいとして、中に入ってるのが私には謎。
中には、ナゾナゾ?ジョーク?が書かれた紙切れ。これをクラッカーを引っ張った人が、他の人に問題をだすという、ナゾナゾとクイズずきの英国人らしいもの。ただナゾナゾとジョークは私の英語力ではピンとこず…残念ながら、楽しいとは言い難い。
そしてもっと謎なのが、中にさらに何か小さいガラクタが入っている。これが本当に文字通り、ガラクタ。幼児が作ったのかと思える薄っぺらい紙でできた王冠、短いメジャー、何も見えないミニ虫眼鏡、どう遊んでいいのかよくわからないパターゴルフゲーム、サイコロ…もう、意味がさっぱりわからないわけで。でもこのクラッカーの儀式が終わらないとディナーが始まらない。
謎すぎるクリスマスの定番…。