せっかち関西人ののんびりスコットランド移住生活。

どういう訳かスコットランド人と結婚することになり、30数年の日本生活を捨てて、2015年秋からスコットランドのエディンバラに移住した関西人のどうってことない日常と育児日記(予定)。

茶色い卵とうさぎ

国が違えば、行事ごとももちろん違う。その中でまだいまいちピンとこないイベント、それがイースター

 

今週末がそのイースター。3月30日はGood Fridayといって、学校や多くの会社がお休みになる。そして来週明けも祝日あつかい。(ちなみに私はどちらも仕事ですがね。)

詳しいことは知らないけれど、どうやらクリスチャンの行事でGood Fridayにキリストが十字架にはりつけされて亡くなり、続く日曜に生き返って、それを祝うもんらしい。

卵は命の象徴、兎もこの時期に子供をたくさん産むってことで象徴になってるんだとか。昔はイースター中は卵を食べてはならず、その期間にとれた卵はデコレーションをし、イースター当日だか後に、子供にあげたとかなんとか。そしてビクトリア時代には、紙で卵をつくって、その中に色々なギフトをつめるようになったと。

 

ただ今は、宗教的な意味合いは薄れて、子供向けの行事になっているようで、息子たちの通う保育園でも、紙に書かれた卵にデコレーションしてきてと宿題をもらったりした。

 

そして、イースター前は、どういうわけかスーパーはチョコまみれになる。どこへ行っても店に入るなり、チョコの大箱や卵やうさぎ型のでっかいチョコが山積みされ、無類の甘いもの好きの英国人が買い漁る。きっと日本のバレンタインを英国人が見たら同じような思うんだろう。

普段から、砂糖の味しかしないような激甘チョコが大好きなのに、イースターとなると、さらに大量買い。

老若男女、肥満が大きな問題となっているけれど、そんなのは忘れるらしい。

 

チョコの量的にはさながらバレンタインデーだけれど、残念ながらバリエーションは特に普段と変わらない。