せっかち関西人ののんびりスコットランド移住生活。

どういう訳かスコットランド人と結婚することになり、30数年の日本生活を捨てて、2015年秋からスコットランドのエディンバラに移住した関西人のどうってことない日常と育児日記(予定)。

だにえる。

車の点検をそろそろしないといけない。

そこで、初めての所に頼もうとガレージに電話をした。こちらのエンジニア系の人の英語は非常にわかりにくいので、不安だった。

が、案外と普通に通じた、聞き取れてほっとした。点検内容と日を決めて、ほな当日ね、となったところで、ガレージの人に”どこから来たの?”と聞かれたので、”日本やでー”と答えた。

すると、相手は”日本かー。いや、スコットランド訛りが結構強いから、どこの人かと思って。”とのこと。

 

何ですと?

 

何ですと!?

 

スコットランド訛り??私の英語が???

さらに相手は、

”訛りの強さからいって、そうだねー、8年から10年くらいはこっちにいるんですか?”

 

なにー!

 

いや、2年半弱。

っていうと結構、驚かれた。

 

でも職場が〇〇(スコットランド南部のイングランドとの境界に近い地域の田舎町)にあって、地元の人ばっかりのなかで働いてる、というと、

 

”あーだからか。訛りが田舎の方の訛りだもの。”

 

あら、失礼しちゃう。

でも職場のある地域の訛りはエディンバラ地域よりも強いし、聞き取りにくいのは確か。そしてそのエディンバラすらかなり訛っていて、日本でテレビや映画なんかで耳にする英語とは程遠い。言うならば、標準語とズーズー弁くらいの違い。そのくらいは違う。

それに輪をかけて、職場のある地域は訛っている。

 

その訛りにいつの間にか蝕まれていた。

自慢でもないし、恐らくはお世辞半分ではあろうけど、その昔、仕事でニュージーランドに行った時に、綺麗な英語だね、と言われたのに。

それが英語圏の人でも聞き取れない”悪名高き”スコットランド英語になっていたなんて。喜ぶべきなのかもしれないが、軽くショック…。

 

いつの間にか日本人版ダニエル カールになっていた。

これから厚切りジェイソンに方向転換できるか。