だにえる。
車の点検をそろそろしないといけない。
そこで、初めての所に頼もうとガレージに電話をした。こちらのエンジニア系の人の英語は非常にわかりにくいので、不安だった。
が、案外と普通に通じた、聞き取れてほっとした。点検内容と日を決めて、ほな当日ね、となったところで、ガレージの人に”どこから来たの?”と聞かれたので、”日本やでー”と答えた。
すると、相手は”日本かー。いや、スコットランド訛りが結構強いから、どこの人かと思って。”とのこと。
何ですと?
何ですと!?
スコットランド訛り??私の英語が???
さらに相手は、
”訛りの強さからいって、そうだねー、8年から10年くらいはこっちにいるんですか?”
なにー!
いや、2年半弱。
っていうと結構、驚かれた。
でも職場が〇〇(スコットランド南部のイングランドとの境界に近い地域の田舎町)にあって、地元の人ばっかりのなかで働いてる、というと、
”あーだからか。訛りが田舎の方の訛りだもの。”
あら、失礼しちゃう。
でも職場のある地域の訛りはエディンバラ地域よりも強いし、聞き取りにくいのは確か。そしてそのエディンバラすらかなり訛っていて、日本でテレビや映画なんかで耳にする英語とは程遠い。言うならば、標準語とズーズー弁くらいの違い。そのくらいは違う。
それに輪をかけて、職場のある地域は訛っている。
その訛りにいつの間にか蝕まれていた。
自慢でもないし、恐らくはお世辞半分ではあろうけど、その昔、仕事でニュージーランドに行った時に、綺麗な英語だね、と言われたのに。
それが英語圏の人でも聞き取れない”悪名高き”スコットランド英語になっていたなんて。喜ぶべきなのかもしれないが、軽くショック…。
いつの間にか日本人版ダニエル カールになっていた。
これから厚切りジェイソンに方向転換できるか。