せっかち関西人ののんびりスコットランド移住生活。

どういう訳かスコットランド人と結婚することになり、30数年の日本生活を捨てて、2015年秋からスコットランドのエディンバラに移住した関西人のどうってことない日常と育児日記(予定)。

香水か乾燥機か。

もう今週から師走ですね。社会にでると、どうしてこうも時間が流れるのが早いんでしょう。

 

こちらは、11月に入る前からクリスマスムードに入る。ハロウィンが終わると、そのムードは更に強くなる。それとともに色々なブランドの香水のコマーシャルが、うんざりするくらい放映される。ほんとに、まるで香水が日常生活に欠かせないものかの如く。まぁクリスマスのプレゼントとしてパートナーに送るのに、”高額すぎず低額すぎず、ある程度ロマンチックで小洒落てる”というお手頃な物ではあるのだろう。いや、香水を目の敵にしてるわけでも恨みがあるわけでもないんです。ただコマーシャルの多さにうんざりしているだけ。中には去年と同じコマーシャルだったりで、2年間同じものを何度も見させられ、うんざり度も高い。

日本人やその他のアジア系に比べて欧米人の体臭は強めとは聞いたことがあるものの、香水が手放せないほど、そんなに臭うのか。私の知る限り、香水が強くて匂う人はいても、体臭がそんなに匂う人はいない。

 

ただ、別の匂いはよくする。

それは、衣類の生乾きの匂い。あの特有のカビっぽい臭いに柔軟剤の混じったような臭いがする人が少なくない。特に、冬には日照時間も短く寒いので、我が家のように、洗濯物を外干しする変人は少なく、100%部屋干しという家庭が大半。ちゃんと乾かせばいいものの、生乾きで着ちゃう人も結構いるようで、すれ違いざまに、ツンとあの特有の匂いがする人が多い。香水や柔軟剤の匂いで若干は薄れるものの、臭いの種類が違うのか混じり合わず、ただただ何とも残念な臭い。そうなると香水じゃなくて、必要なのはしっかり衣類を乾かす乾燥機ではなかろうか。

 

そんな訳で、香水のコマーシャルの一部を乾燥機のコマーシャルに変えてもらいたいと、どうでもいいことを思ってしまうクリスマスムードいっぱいのスコットランドです。