せっかち関西人ののんびりスコットランド移住生活。

どういう訳かスコットランド人と結婚することになり、30数年の日本生活を捨てて、2015年秋からスコットランドのエディンバラに移住した関西人のどうってことない日常と育児日記(予定)。

案外、大丈夫らしい(英国出産事情)

もう2ヶ月以上前のことにはなるけれど、英国で出産した時のこと。

初産だったので、助産師さんや医者に言われるがまま、疑問もさして抱かなかったけど、日本の出産事情や産前産後のいろは(今更です…)をみて、そんなに違うのかと知ったこと。

以前にも投稿したけれど、自然分娩でも帝王切開でも入院は最低限。私は双子で未熟児、帝王切開ということで、9日間の入院。これはかなり長い方らしい。因みに日本で同時期に帝王切開で出産した知り合いは一ヶ月以上入院していた。

で、今回は帝王切開の術後と出産後の赤ちゃんについて。

 

帝王切開後は当然、痛み止めを投与されるわけですが、その痛み止めが、これで大丈夫なん?って言われそうなほどの、ごく一般的な痛み止め(バファリンやイブのような市販のもの)。特に量が多いわけでもなく、生理痛や頭痛の時と量も変わらない。どうしても痛い場合は、勿論もうちょっと強いものを処方してもらえる。私も術後一日目は流石に痛く、その翌日が不安だったのもあって強めの痛み止めをもらったけど、その後は普通の痛み止めをもらっていた。しかもこちらは、術後安静という日本とは違って、出来るなら動くように、と言われる。勿論、無理強いされないし、補助が必要なら、助けてもらえるけれど、回復を早めるには動くのがいい、という日本と真逆のことを言われる。なので幸い経過良好だった私も術後の翌朝にはトイレ、シャワーを一人ですまし、数日後は病院内のキオスクまでノロノロと歩いていってた。

問題の痛みはというと、これが意外に無問題。退院後も念のために勧められた市販の痛み止めを飲んでいたものの、市販品がこんなに強いのかと逆に不安になりストップした。

勿論、個人差があって状況にあった治療は必要とはいえ、日本で言われほど、絶対安静でなくても、出産できるだけの生命力がある母体はやっぱり強いらしい。

でも、いざ子育てがはじまると、息つく暇がまぁないので、日本の上げ膳据え膳な状況も体験したかったなぁ、と今更ながら思う…。